真新しい学生服をきた新入学生を見て感じたこと

今日、ちょっとした用事があったので外出しました。
その後、用事が済んだので、家に帰ろうとバスに乗りました。そして、とある中学校の前にさしかかろうとしたとき、ふと、バス停のほうを見ると、真新しい学生服を着た子供たちが、長蛇の列を作っているではありませんか。今は確か、春休みのはずです。なぜ、学生服を着て、学校に来ていたのか? はじめは不思議でした。そして、全員乗車すると思っていましたが、結局、数人だけしか乗車せず、バスはすぐに出発したのです。乗車してきた子供をよく見ると、の手には上履きを持っています。そうか、今日は、新入生の顔合わせ説明会か! そこで、ようやく状況が飲み込めたのです。
思えば、その頃の私は、人見知りが激しく、新しい仲間と積極的に交わることが苦手でした。そして、この季節は、新入学、新学期に移行する不安な時期でもあります。そんなこともあり、桜のつぼみを見たり、風が強くて春の日差しを感じると、いつも心が憂鬱になったものです。今日、あの新入学生を見た瞬間、遠い昔の苦い思い出がこみ上げてきたのです。
そんな私も、大人になってから、だいぶ月日が経ちます。今になると、厳しい冬がようやく過ぎて、春の日差しを感じると、ようやく心がほっとするものです。そして、もうすぐお花見もあります。そう考えると、大人になってからの春先のシーズンは、良いことずくめじゃありませんか。
今日は、久しぶりに昔を思い出し、「学生たちも以外に大変だな~」と感じ入った次第です。